ごあいさつ
皆様には日頃よりフランシスコの町へのご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
前理事長の蒔かれた愛溢れる食育の種がフランシスコの大地に定着したように、子供たちそれぞれが唯一無二の存在であり、愛されている存在であるという神様の愛、フランシスコの精神の種がさらに定着するように地面を整えて、蒔きたいと思います。
フランシスコの町は1923年(大正13年)フランシスコの町の前身である施設の誕生より、様々な苦難を乗り越え、1949年(昭和24年)児童福祉法により、カトリック前橋教会司祭ロック・カルパンチェ理事長のもと、児童養護施設として認可され、今に至っております。その間、この施設に関わった皆様による子供たちに対する愛情と施設を維持する熱意へのご苦労は如何ばかりかと感謝の他ありません。
時は流れ2004年(平成16年)今の拠点に新たな施設を建て替え、子供たちが伸び伸びと生活でき、まるで学校から自宅に帰るかのような形態になりました。さらに家庭的な養護に向け小規模な生活環境の必要性が求められ、それに向けても進めております。
「社会福祉法人フランシスコの町」は法人として金古拠点の児童養護施設フランシスコの町、西大室拠点のあかつきの村に代表される障害福祉サービス事業(就労継続支援B型事業所、難民定住促進)など2拠点での事業が展開されております。
振り返りますといつも神様の愛のもと、道が作られていたと思う日々です。
これからも、毎朝唱和するフランシスコの町の理念と聖フランシスコの祈りを心に、たゆみなく歩んでまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
理事長 齊藤 明美