施設の中の様子

子ども達の生活
子ども達の生活は、3棟6ユニットと小規模1棟で営まれています。そして、ユニットを1つの大きな家庭としてとらえ、正しい生活習慣を身につけ、社会の健全な一員となれるよう、また、児童個々が持っている力を発揮し伸ばせるよう3人の担当職員が交代勤務で24時間支援しています。子どもたちは地域の学校へ通いながら、施設で生活を送ります。

居住環境
一人ひとりの子どもの発達保障を考え、小集団で生活できるよう、子ども達の生活を整え、子ども達があたたかく見守られていることを実感し、安心してくつろげる環境を整備して行きます。

子どもと家族
どんな理由があっても、子どもが家族と別れて暮らすことは、悲しくてつらいことです。子ども達の生活に支障が無い限り、家族関係の再構築も行います。職員の担う部分と家族でなくてはならない部分に着目し、その関係の修復に努めています。

措置解除等
施設で養育中に父母もしくは適当な保護者の方に、養育できる支援や条件が整った場合は、児童相談所や施設、保護者の方と相談の上で、家庭に戻ります。

社会へ巣立った児童
昭和24年3月に、児童福祉法による児童養護施設として認可されてから、このフランシスコの町を「卒園」して社会へ巣立っていった児童は約300名となっています。

小さな園庭があります。
児童の靴箱。小さな靴がたくさん!
児童棟に続く廊下。天井が高く、開放的な雰囲気です。
児童居室は二人部屋になっています。小学生以上はこの部屋で生活します。